
立ち読みや漫画喫茶で読むのではなく、わざわざ漫画を「買って揃える」というのは思い入れの強い証拠。
しかし、せっかく集めた漫画も場所を取るようになると困ったもの。断捨離したいけど、処分して後悔しないか?は気にかかります。

この記事では「漫画を断捨離して部屋をスッキリさせたい!でも後悔はしたくない!」という方に役立つ記事になっています。
この記事で分かること
- 漫画を断捨離した体験談
- 断捨離する漫画の判断基準
- どうしても漫画を捨てられない時の対処法
後悔なく漫画の断捨離ができて、部屋も心もスッキリする助けになれば嬉しいです!
漫画を断捨離した経験談と、その時身につけた断捨離のコツ
私は、長年集め続けていた「名探偵コナン」を全巻処分したことがあります。
小学生の頃から、コツコツと貯め続けてきたコミック本。この漫画が大好きで、アニメも毎週欠かさず観ていました。映画も毎年観に行きました。
しかし、学生から社会人になると昔ほどの熱はなくなってきました。
単行本は「せっかく集めてきたんだし・・・」という気持ちで新刊を買っていましたが、過去の分を読み返すこともほとんどありませんでした。
10年ほど前、意を決して全巻断捨離することにしました。当時は70巻前後までコミック本がありましたが、ほぼ揃っていた全部を古本屋へ持っていきました。
子供の頃からの思い出が詰まっていたので、処分にあたっては決意が必要でした。
私の場合は「今、本当に必要な漫画か?」と考えると吹っ切れたように思います。
これは漫画以外のものを断捨離する時も、私がよく考えていること。自分の中では「断捨離のコツ」の1つになっています。
揃えていた漫画を全て処分してみた効果・結果
冷静に考えた結果の断捨離だったので、特に後悔することもありませんでした。
それよりも、断捨離したあと「掃除がしやすくなった」「インテリアがスッキリした」というメリットを得られて、むしろスッキリしていました。
確かに漫画に思い入れはありましたが、価値観が昔と変わったら割とすぐ断捨離できるもんだなあ・・・と、今となっては思います。
「漫画を処分しちゃうと、後悔するかも」とは考えがち。
でも、「もし処分したら、どんなメリットがあるのか」と考えるのも大切なことかも・・・と、この経験で学んだように思います。
迷う場合はどうする?断捨離する漫画の基準

大事にしていた漫画なので、気持ちとしては全部置いておきたいぐらい。どれを断捨離するか決めるのは簡単ではありません。
迷った時に考えると良い基準は、次の3つです。
- 目標を細かく再設定・再確認する
- 今の自分が読みたい漫画か?
- 2年以内に読んだかどうか?
1つずつ見ていきましょう。
基準①:目標をしっかり再設定・再確認する
迷うときには、漫画断捨離の「ゴール」をしっかり確認しましょう。
ただ「棚を片付ける」のような大まかな目標だったのであれば、「カラーボックスを2段分開ける」といった具合に細かく目標を再設定しましょう。
ゴールが曖昧なままだと、どれだけの量を断捨離すればいいか分からないからです。
その結果「いちおう残しておく」か「バサバサ捨てて後悔する」の極端な2択になりがち。

基準②:今の自分が読みたい漫画か?
「今、もういちど読み返したい漫画かどうか」を考えるのもおすすめです。
わざわざ買った漫画ですから、当然いろんな思い入れがあります。
ただ、
- 昔大好きだったけど、今は読み返さない
- 流行ったからノリで買った
- 長編漫画、完結するまで何となく揃えている
こういった漫画は、今となってはすっかり熱が冷めているかもしれません。
今読み返さない「紙のカタマリ」になってしまうぐらいなら、処分してしまったほうがいい・・・と判断できるでしょう。
上でもまとめましたが、「名探偵コナン」を全巻集めていた私にとって一番効果のある考え方でした。
基準③:2年以内に読んだかどうか?
「過去1年以内に読んだかどうか」を考えるのも、迷ったときにはいい方法です。
ストックしている漫画は、ヘビーローテーションで読むものばかりではありません。
中には「ときどき無性に読みたくなる・・・」という漫画もあります。この類の漫画は、処分してしまうと後悔することがあります。
「過去1年以内に読んだかどうか」を考えることで、たまに読みたくなるものを残しておくことができます。

漫画を「捨てる」以外の処分方法も検討しよう
大事な漫画を「捨てる」と考えると、非常にもったいない。
でも、それ以外の処分法もあります。例えば
- 売る
- 寄付する
というもの。
このような方法を使えば、自分の大事にしていた漫画は次の人によって引き続き大事にされます。

1つずつ見ていきましょう。
漫画を売る
一番ポピュラーな売り方は、古本買取店に漫画を売ること。ブックオフなどが有名です。
ただ、漫画を断捨離する時は量が多くなりがち。車を持っていなかったりすると、運搬がかなり大変になります。
その際は、宅配査定がおすすめ。送られてくる段ボールに本を詰めさえすれば、集荷に来てくれる宅配査定もあります。
フリマアプリで売ることもできる
メルカリなどのフリマアプリで漫画を売るのもおすすめです。
レアだったり、コアなファンがいる漫画は思わぬ高値が付くこともあります。

引用元:メルカリ
試しにメルカリで検索してみると、かなり高値で売れている漫画もありました。

ただこれは結構大変なので、断捨離や片付けをサクサク終わらせたいという場合は宅配買取がおすすめです。

寄付する
漫画を寄付し、他の人に役立ててもらうという方法もあります。例えば
- キモチと。(ブックオフが運営)
- こどものみらい古本募金
といった団体・企業等を通して寄付することができます。
ただし注意点として、送料が自己負担だったり、古い漫画は寄付できないといった場合もあります。

どうしても漫画を捨てられない!迷う時・断捨離が進まない時の対処法

とにかく処分するか迷う際には、次の2つを考えることをおすすめします。
- 「仮置き」して3ヶ月ぐらい様子を見る
- 電子化してもいいかどうか考える
詳しく見ていきますね。
処分できない漫画は「仮置き」して3ヶ月ぐらい様子を見る
捨てられない漫画の「仮置き場」を作り、期限を付けて置いておくのもいい方法です。
期限が長すぎるとダラダラ間延びしてしまうので、3ヶ月ぐらい設定しておくといいでしょう。
自分で決めた期限の間、やっぱり読まなかった・・・となれば、納得して処分することができます。
電子化してもいいか考える
「この漫画は電子化してもいいか?」と考えれば、紙のコミック本は処分できるかもしれません。
もしかすると、電子化したほうが電車などで気軽に読めていいのかもしれません。
ただ「紙の感じも含めてこの漫画が大好き!」という場合もあります。その場合は、無理に電子化せずに上記の「仮置き法」を試してみましょう。